"My Indepedence Day"
去年夏より「全く」記事をあげてませんでした。
いろいろありまして。。
実は、
自分で予備校ひらきました。
「人生に無駄な経験などない」
とはいえ、波乱万丈のこの人生、刺激ありすぎて自分がついていけません^^
現在、僕の愛弟子も合流し、120名ほどの生徒に囲まれ、毎日朝4時帰宅の日々が続いています。
でも、本当に楽しくて仕方ありません(笑) ネテマセンガ・・・
自分の予備校HPとリンクします。
よって、「それっぽい」記事を配信していこうかと思います。
↓こんな感じの内装です。今まで読んだ自分の個人蔵書1200冊で囲まれたスペースで、「偶然」好奇心の窓を開けてくれたらなあ、と思って作りました。
下書きの記事も山盛りあるので、少しずつ更新します。
"算数チャチャチャ"と教育改革
午前中、NHKの「みんなのうた」で流れた曲「算数チャチャチャ」。
バックの映像にまずノスタルジーを感じ、そのコンテンツにもまた衝撃を受けました。
「算数」と言いながらコンテンツは「数学」(笑)。
しかし、1973年の放映当時、小学生の中でも流行し、今まで何度も再放送の要望があったそうです。
これを見て、中学時代にある本で出会った『あるかけ算』を思い出しました。
筆算は必要ありません。やり方は簡単、ただ「線を引く」だけです。
やり方
①かけ算をしたい最初の数字の大きい位から順に斜めに線を引く
②次の数字も大きい位から順に、①の線に交差するよう斜めに線を引く。
③あとは、エリア毎の交差した点の数を左から順に並べると答えが出る。
(この場合、1・2+3・6、つまり「156」)
合理的かつ原理もシンプル、おそらく、古代インドのやり方だと書いてあった記憶があります。
あと、20年前のアメリカ一人旅中に"El Paso"で出会ったDavidというおじいさんに教えてもらった『あるかけ算』も紹介します。
このやり方は、6~10の数字を使ったかけ算ができます。
やり方 「7×8」の場合
① 図のように、6〜10の数字を、小指を6・親指を10として割り当てる。
② かけたい2つの数字の、左手・右手の指をくっつける(左手7 ・ 右手8)
③ くっつけた指を含め、そこから下にある指の数の合計に10をかける
(この場合、左手2本・右手3本なので「5×10=50」)
④ くっつけた指を含めず、そこから上にある左右の指の数をかける
(この場合、左手3本・右手2本なので「3×2=6」)
⑤ ③と④を足した数が、かけ算の答え(「50+6=56」)になる。
僕は、このコンセプトで、今までの講師人生の20年、すべての生徒達に接してきました。公教育、そして僕の所属する「教育」業界、もっと考えやるべきことがあります。
「算数チャチャチャ」を現代版に復刻し、「英語チャチャチャ」「国語チャチャチャ」「理科チャチャチャ」「社会チャチャチャ」と作ってみたいです(笑)
"アメリカ一人旅 ⑦ (Backpacker in Las Vegas)" -後編-
前回に引き続き、Las Vegas、後編です。
Circus Circus
Circus Circusで「777」を揃えて小金持ちになった僕、日本のゲームセンターにもあるような、25cが満タン詰まった3つのコインカップを手に、場内をウロウロ、他にも何度かスロットマシーンに座ってみましたが、そう簡単に大当たりするわけもなく、しかも「貧乏旅行」の途中な訳で、この後の旅程、何があるやらわからない、、、吝嗇家なのかとも思えるほど保守的に考え(笑)ほとんどそれ以上投資せず、その巨大な建物から外に出ました。
そのまま、ラスベガスの通りをぶらぶらしていたのですが、今になって一つ疑問が。。AM200過ぎとはいえ、アメリカ、犯罪率も高い、しかも、西海岸で痛い目に遭っている(笑)、にもかかわらずバックパッカーの格好をした自分が現金のカップを手に持ちウロウロしていた。
「危険」なはずなんですが。。なんとなく記憶しているのは、他にも僕と同じように現金カップを持って歩いている人がいたこと。それに、Las Vegasの雰囲気?なのか。未だに自分でもわかりません。
時間はもう既に深夜2時、今日はこのまま朝までカジノ!と腹を決めていた僕は、カジノを渉猟するためにメインストリートの Las Veags Blvd.(通称 The Strip)に出ました。
到着してから、MGM、Flamingo、Circus Circusと渡り歩いた時点で一つ気づいていたこと、それは、1ブロックの距離がとても長いこと。
各カジノの敷地が巨大であり、また、土地に余裕があるためか、各カジノ間の距離も相当ありました。(後に調べてみると、MGMとCircus Circusの間でも約5㎞ありました)
Strip(メインストリート)の南端のMandalay Bay Hotel あたりにGreyhoundのバスが到着したのがPM2200、ネオンに導かれるまま、気がつくと北端のCircus Circus、AM200、足掛け4時間かけて辿り着いたことになります。
そのまま南に戻って他のカジノホテルに行ってみることもできたのですが、日本から持参したガイドブックに、The Stripの北に「Downtown / The Fremont Street」があることを思い出しました。
「よし、このままDowntownに向かおう」
と決め、ネオンの輝くStripを後にし、北へと歩きはじめました。
歩きました。
歩きました。
西海岸のSF、LAでも、経費削減のために、公共交通機関さえほとんど使わなかった僕は、迷うことなく歩きました。
でも、見えないんですよ。
光が。建物が。
The Stripのネオンの光が僕の背後から消えるほど歩いても、自分の進行方向に何も見えません。通りの左右にもほとんど建物がなかった記憶があります。
元来、Las Vegasは、ネバダ砂漠のオアシスに生まれたわけで、その郊外は、基本的に荒野。
距離感のつかめない暗闇、大事そうに現金カップを抱える貧乏学生。
背中にのしかかるバックパックの重み、ただ暗闇に向かい歩みを進める僕のADIDAS。そして、後ろから追い抜いていくバス。
幾人もの人々が窓から物珍しげに僕を見下ろす。「Good Luck!」のハンドサインもいただきました。。。
DEUCE(The Strip 〜 Downtownの移動に用いる公共交通機関)
これです!このバス、本当に乗っていればよかった!
安いのに(泣)
「777」を引き当てたのに(笑)
結局、約6キロほどを約2時間かけてたどり着きました、The Fremont。
疲れ果てた僕は、DowmtownにあるGreyhoundバスのターミナルの待合室で、背中の大きなバックパックを抱きしめる形で、3時間ほど眠りました。
結局、「朝までギャンブル」しませんでした(笑)
Down town / The Fremont Street
「ラスベガス発祥の地」それがこのDowntown地区です。老舗のカジノやホテルのみならず、この地区周辺には市役所を始めとする各種行政機関も集中していました。
The Stripにはない「古き良き庶民の雰囲気」が残っており、まるで、僕の地元の商店街のような風情がありました。
それなりに散策し、カジノも覗いてはみましたが、もう、僕がいるそこは「The Sin City(罪の街)」ではありません(笑)。
牙を抜かれた狼のように、元の貧乏学生に戻っていました。
「Las Vegas Fin.」
そう日記に書いてありましたし(笑)
ということで、そのまま宿泊する理由もなく、Greyhoundのバスディーポに再び向かい、次の目的地へのチケットをとりました。
その目的地は、"Flagstaff"
聞きなれない地名ですが、『アメリカ=大自然』、その中でも最も有名な場所の一つ、The Grand Canyonへの玄関口、それが"Flagstaff"です。
「罪」から解放され、「自然」に向かいます^^
"アメリカ一人旅 ⑦ (Backpacker in Las Vegas)" -前編-
ここんところ、公私共々多忙続き、やっと一つの山を越えました。皆さんの発信するブログを毎日チェックしながら、「早く書きたいなあ」と思いながら悶々としてました。「アメリカ一人旅」シリーズの続きを読みたい、とメッセージを下さった方もいました。(ありがとうございました)
これから仕切り直しで、20年前の「青春備忘録」のつもりでぼちぼち再開します。
イベント(トラブル)続きの西海岸から離れ、「罪の街 ラスベガス」に入りました。
Night view in Las Vegas
グレイハウンドバスが目的地ラスベガスについたのはPM2200、毎度の如く、宿は予約せずに来ました。でも、ここは、眠らない街、ラスベガス、「眠ってる」場合ではない、て思ってました(笑)
Flamingo Las Vegas
1946年、ベンジャミン・シーゲル(通称バグジー)が作り上げたホテル。ホテル名は彼の愛人ヴァージニア・ヒルから付けられた。ラスベガス大通り(ストリップ)の歴史そのものとも言える古い歴史と存在感を持つホテル。
まずは、映画「バグジー Bugsy」で舞台となったFlamingo Las Vegas へ向かうことにしました。
MGM Grand Las Vegas
Circus Circus Las Vegas
そして次に訪れたのがCircus Circus、ここは、初心者の僕に「何故か」優しい印象を受けました。フロントマン、中にいる宿泊客、感覚ではありますが、ウェルカムな雰囲気があったのを記憶しています。
なんとなく気に入ったので、ここで腰を据えてギャンブルしようと思い、目に付いたスロット台に座りました。
さて、残金20ドル、おもむろにBETし、レバーを引きました。1回、2回、3回、、、
1、2分後、、、
「777」
揃っていました!
大きな音楽が流れ、近くにいたバニーガールの女性が隣に来て「Congratulation!」、その台の支払い部分から、大量のコイン(25c)が山のように出てきました。
おそらく300から400ドル位だったと思います。
日本のゲームセンターにもよくある「コインカップ」、あれの大きなやつが3つ分、しかも、それは、コインではなくゲンナマです。
不思議な感覚になりました(笑)
そのまましばらく近くのスロット台でちょこちょこ当たったり吸い込まれたりして、ふと時計を見るとAM200。
手にはコイン満タンのカップ、カジノの中には、深夜にもかかわらず大音量が鳴り響き、老若男女まだまだ多くの人がカジノに勤しんでいます。
「もう今晩は部屋に泊まらず徹夜であそぼう!」
ていう気持ちになりました。
長くなりましたので、前編ここで区切ります
(後編に入っても、トラブルはなく平和な時期が続きます^^)
"月" 〜Eyes on the stars〜
「教育」産業と「受験」産業
前期日程の合格発表もほぼ出そろいました。
いろんな塾で、表通りから見える場所に、恒例の「合格実績」とやらを掲示しています。とても大きな「見やすい」文字で。
しかも、まともに講義を受けていない生徒まで「合格実績」とやらに加算してたりもします。
これ、本当に納得いかないんですよね。
当たり前のように、国立→私立の順、東大・医学部→他大学の順、つまり、偏差値・難易度の高い順に並んで行くわけです。
「合格者掲示そのものをやめてはどうか?」とつめよったことがありますが、「宣伝効果が、、」「他の塾予備校もやってるから、、」などと言い、「検討する」といったまま放置でした(笑)