予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

" 今を生きる(Dead poets society)" 1989(米)

自分の高校生活は、不条理な管理教育の真っ只中、理由をつけては捕まえられ、体育教員に殴られ蹴られの日々(すごい時代だ。。苦笑)。

小学・中学時代に感じていた学問の魅力は消え失せ、暗澹とした毎日を過ごしていました。

「校則を守り、ただ従順に勉強だけしておけばいい!それができないなら、ここから去れ!」と、価値観の押し付けに対して反抗的な僕は、謹慎・停学を命じられ、結果、大人、特に「教師」なんて微塵も信用できなかった高校二年生。

そんな時、この映画に出会いました。

 

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〜ストーリー〜

 

アメリカの全寮制エリート高校。
名門大学への合格者を育てるこの学校で、生徒たちは規律と伝統重んじる
息苦しい生活を送っていた。

そんな中、新しく英語の教師(キーティング)が赴任する。

彼は型破りなスタイルで、
生徒に芸術の素晴らしさ、人生の素晴らしさについて教えようとする。

堅苦しい生徒達の態度も徐々に和らぎ、
次第に自由な人生を夢みるが・・・。

教育とは何か、
学校とは、
親と子供の関係とは、
生きることとは何か

 

〜キーティング先生のことば〜

「verse(詩)」とは何か?

And medicine, law, business, engineering ... these are noble pursuits and necessary to sustain life. But poetry, beauty, romance, love ... these are what we stay alive for.

医学や法律、経営、工学は生きるために必要な、尊い仕事だ。
だが、詩や美、ロマンス、愛こそ、我々の生きる糧なのだ。

 

「自分なりの生き方とは何か」を生徒に問うキーティング先生

Now, those of you -- I see the look in your eyes like "I would've walked differently.”
Now, we all have a great need for acceptance. But you must trust that your beliefs are unique, your own ... even though others may think them odd or unpopular.
Robert Frost said, "Two roads diverged in a wood ... and I, I took the one less traveled by, and that has made all the difference.”
Now. I want you to find your own walk right now.

君達の瞳がこう言っている、「人と違う生き方がしたい」と。
僕達には、人と同化したいという欲求がある。
だが、自分を信頼しなければ。
ロバート・フロストは言った。
「森の分かれ道、人の通らぬ道を行け、全てが変わる」
君達には、自分らしい歩き方を見つけて欲しい。

全編にあふれる『詩』バブル経済の中で、物質文明の恩恵を全身で受けていた自分には興味もなかった『詩』

「胸に留まる鬱積した感情、言葉にできない憤り、感動を言葉にする権利がある」

何故か心が救われた気がしました。

 

『カーペ・ディエム / 今を生きろ

キーティング先生が幾度となく語るこの言葉、タイトルにもなっているこの言葉の意味が知りたくて10代を駆け抜けた気もします。

一つの出会い、一つの言葉、それが後々の人生において大きな影響力を持つ、それを実感できる作品です。

この映画に出会ってなかったら、予備校講師なんてしてなかっただろうなあ。。(笑)

 

 

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