予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

やわらかい "生物学(biology)"

「カニクイザル」「カニクイアザラシ」「カニクイイヌ」「カニクイガエル」

ただ「カニを食べる」という習性のみで命名された。。。

「マナマコ」

敵の攻撃を受けると「内臓を肛門や口から放出」する。。。

 「カエル」

動くものは何でも口に入れ、うっかりハチなどを飲み込んだ時は「口から、胃を裏返して」吐き出し取り除く。。。

僕が中学時代に毎週購読していた唯一の雑誌「週刊ヤングジャンプ」、その中に当時掲載されていた漫画ナマケモノが見てた」で学んだ「生物学」の知識です(笑)

英語、評論文の素材として「生物学」はよく取り上げられます。ただ、教材内容としての生物学は専門的、かつ学術的すぎるため、なかなか教養として吸収してくれません。

 

そこで活躍するのが、世界中に散らばる「個性的な生物たち」です。

中でも、一番のお気に入りはハシビロコウです。

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ハシビロコウラテン語 Balaeniceps rex 「クジラ頭の王様」)

 大型の鳥類で、頭頂までの高さは110-140cm、中には150cmに達することも。ゆったりとした動きで、彫像のように動きを止めるため、「動かない鳥」として知られています。

「神戸どうぶつ王国」「高知県立のいち動物園」など、全国6カ所で飼育されています。

また、高齢になると、瞳の色が金から青に変化する、金から青へ、、、、老化でなく進化です(笑)。それに、この凛々しい表情、鋭い眼光、でも、頭がとても大きい(笑)、そのGAPがたまりません。

 

それに、彼らの子育ては、シビアな「家長制度」(長男崇拝) が徹底されている点も興味深いです。

・ヒナは一羽しか育てない
・弟は、兄が元気に育たなかった時の保険でしかない
・2羽産まれた場合は、弟が見捨てられる
・体の大きい兄に、生まれたての弟ヒナはいじめられる
・親は兄にいじめられ弱る弟ヒナに見向きもせず、元気な兄に餌を与える
弟ヒナ、、、グレますよね、普通(笑)

 

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愛嬌ふりまく?ハシビロコウ

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滅多に飛ばないのに翼を見せつけるハシビロコウ

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ほっぺたが可愛いハシビロコウ

 

僕の男子生徒には不評なこの鳥、しかし、女子生徒の中には熱烈なファンもいます。

人間も動物も、競争原理の中で生き抜くたくましさが必要、少々個性的でも「付加価値」のある人間になりたいですね(無理やりまとめました)

 

ハシビロコウ

ハシビロコウ