予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

"水彩の月" 秦基博

映画 "あん”の主題歌になっていた、秦基博さんの「水彩の月」

 

takehammer1102.hatenablog.com

 

ここ10年以上、CDアルバムを買っていませんでしたが、今回の秦さんのNEW ALBUM「青の光景」は迷わず購入しました。

映画 "あん”の最後のシーン、山の向こうに映える「月」、その美しき凜とした月の姿、桜満開の中で「生きる」ことを選んだ千太郎の表情が映し出され、そのまま、この曲とともにエンドロールが流れました。泣きました、、、

秦基博さんの魅力は、メロディーも声もさることながら、ほとんど邦楽を聞かない僕の心に訴えかける「歌詞の力・言葉の力」にあると思います。

 

水彩の月 秦基博

ねぇもしも 君にもう一度会えるとしたら

うまく言えるかな

 

いつかと同じ水彩の月の下でも

またその横顔見てるだけだな

 

話せなかったことがたくさんあるんだ

言葉じゃ足りなくて

僕は君へのこの想いにかわる明日を

あてもなく空に探してるよ

 

近頃はひとりでいてもうつむくことも

少なくなったよ

 

今日の月は優しくて でも寂しくて

君の微笑みとどこか重なる

 

気付けなかったことがたぶんあるんだろうな

ぬくもりに甘えて

僕も静かに悲しみさえも 受け入れながら

君のように今と向き合いたい

 

ただそこにある それだけでいい

君が教えてくれた美しさ

生きてくことに意味があるなら

ただひたむきであれたら

 

手のひらにこぼれるかすかな明かり

いつまでもこのまま消えないでよ

 

話せなかったことがたくさんあるんだ

言葉じゃ足りなくて

僕は君へのこの想いにかわる明日を

移りゆく空に探してくよ 

 

以前の記事↓ 

takehammer1102.hatenablog.com

この記事でも取り上げた「西行法師」の和歌にも、同じような世界観が表されています。

何かを「一年間」待つ、とても長い時間のように感じるかもしれません。

でも、僕は「満月を12回」と考えるようにしています。それだけで、時の移ろいを肯定的に受け入れられる気がするからです。

「水彩の月」、、、僕に絵心があれば、「月」を描いてみたいと思いますが、残念ながら、絵画の神様には完全に見捨てられています、、、

 

このアルバムには、映画"ドラえもん"の主題歌「ひまわりの唄」、映画"天空の蜂"の主題歌「Q&A」も収録されています。

(「ひまわりの唄」の歌詞も、、、何度聞いても響きます(笑)) 

 

青の光景(初回生産限定盤)(DVD付)

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