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予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

"アメリカ一人旅 ③ (Backpacker in San Francisco)"

 「アメリカ一人旅(家賃滞納貧乏旅行)」、前回に引き続き、「サンフランシスコ (San Francisco)」です。

前回の事件のおかげで(笑)宿泊費が無料になったので、しばらくサンフランシスコに滞在することにしました。

 

 ↓ 前の記事

takehammer1102.hatenablog.com

 

アメリカ屈指の観光地、また、カリフォルニア州の州都だけあって、とても人の多い所でした。本当は「自分を見つめ直す」ために孤独感を感じようとアメリカに来たのですが、まあ、月並みな観光も社会見学・経験値になるだろうってことで楽しむことにしました。

 

 

 

日記より

Feb 20

Busy street, but I am poor and alone, I know. This is Haight and Ashbury street. I could see many Japanese people walking around and shopping. This trip, journey? is not sightseeing. Just look into myself. That's it!

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Haight and Ashbury Street

 

60年代後半、アメリカはヒッピームーブメントが盛り上がりました。その中心地の一つが、Haight and Ashburyです。

その名が表す通り、Haight streetとAshbury streetが交差する地点を中心として広がります。道にはレコード店・飲食店・古着店などが多く立ち並んでいました。(日本に流通している古着の多くはここで買い付けされているとか)

そもそもヒッピーとは、「1960年代のアメリカで、既成の社会体制・価値観を否定し、脱社会的行動をとった若者たち、また、その運動」のことです。60年代のアメリカが抱えていた様々な問題、ベトナム戦争の泥沼化、度重なる公民権運動、女性解放運動(ウーマン・リベレーション)、混迷を極めた社会情勢の中、「フラワーチルドレン」と呼ばれていた若者たちは、安い家賃にひかれてこのエリアへ移り住み「反戦・平和・自由」をスローガンに掲げ、独自の文化をつくり上げていきました。

多くの人々が通りを埋めとても賑やかな通りでした、が、この先何があるかもわからないので、何も買わず、食べずに2時間ほどブラブラしていたようです(笑)

ちょっと、楽しそうにしている輩にムカついて(嫉妬して)いるような日記でした(苦笑)

 

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2014年冬に公開された「ベイマックス」、その舞台となった「Sanfransokyo」という街、名前の通り、サンフランシスコと東京からインスパイヤされた架空の街でした。その主人公「ヒロ」が住んでいる地域は、かつて日系コミュニティーのあったこの地域だと思いました。(この映画も。。。泣きました)

 

 

 

日記より

I got off the train, and go upstairs, seeing a couple of man who were wearing the same leather sleeveless jacket, holding their hands... But I was not in the least surprised, because I knew what this street is. Of course there were so many RAINBOW Flags!

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Castro Street

 

LGBT( Lesbianism, Gay, Bisexuality, Transgender ) の尊厳と解放」を意味するレインボーフラッグがたなびくこの地区は、70年代以来、ゲイカルチャーの中心地として知られています。駅の改札をくぐり始めにしたのは、皮のお揃いジャケットを着て手をつないだ男性カップル、その周りにも、多くの同性愛者のカップルが笑顔で歩いている光景が広がっていました。

当時、京都の学生だった僕は、それなりに「クラブ」などに顔を出しており、そこで、T君というDJに出会いました。ファッションも音楽センスも稀有な才能を持っていた彼、会ったその日に彼は自分が同性愛者だとカミングアウト、僕が祇園のアルバイト先で仕事を終えた後、ときどき飲みに行くようになり、また、人間としても尊敬できる器の大きなやつでした。その彼から、この地域の持つ、ゲイカルチャーのパワー、また、ゲイの社会的地位向上・認知にこの街がいかに貢献したかについて熱く語ってくれていましたので、ある意味、勉強してからここを訪れたことになります。

バーやレストラン、おしゃれなショップ(ややアダルトもありましたが。。)が軒並み並んでいるこの地区は、ゲイの聖地と言われていますが、いわば、ひと目を気にせず生きたいように生きる彼らのパワーと情熱をじかに肌で感じることができ、不思議な力をもらった記憶があります。

 

 

 

 

 

 

 

その道中、お腹が減ったので、ある小さなハンバーガー屋に入りました。カウンターに並ぶ列(偶然カップルばかりでした)の最後尾に並び、オーダーを出し、キャッシュレジでバーガーとドリンクの乗ったトレイを受け取り、愛想のいい男性店員にポケットから出した「ドル紙幣」を数枚、彼の手のひらに乗せました。が。

 

ドル紙幣と僕の手、が、「暖かく」握られました。

 

優しい眼差しの男性店員

"Hi, you look so cool ,but by yourself. Why?? Do you have a boyfriend ? "

にこやかに「即答」する僕

"Yes, of course!"

 

 

店員さんは「残念だねえ」という表情で、

お釣りと僕の手、が、再び「暖かく」握られました。

 

 

 

T君にはよく「あんた、こっちの顔してるんよね」と言われていました。

「こっちの顔」

全く意味がわかりません...

 

この"Yes, of course!"を、この時以降、日本で2度、タイで3度も使う羽目になるわけですが、T君は正しかったのかもしれません(苦笑)

 

 

 

 

 

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