予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

"桜と機関車” 〜旅立つこと〜

 新入生・新学年への諸々の準備に忙殺されるこの時期、ここ10年来、いわゆる「お花見(酒盛り)」をしたことはありません。

でも、毎年この時期、必ずある公園だけは欠かさず訪れます。

 

 

僕の好きなその公園には、退役した蒸気機関車(C5812)があります。

昭和13年に製造され、昭和44年に引退するまで地球を55周分の距離を走り抜けたということです。

f:id:takehammer1102:20160406011031j:plain

近くで見ると、鉄の硬質な素材感、それと同時に、使い込まれた材質感、ある種、剛柔両面備えた堂々とした佇まいです。

  

 

f:id:takehammer1102:20160406010924j:plain

 

f:id:takehammer1102:20160406013748j:plain

そして、この構図。

「機関車と桜」「黒鉄色と桜色」「剛と柔」、このコントラストがたまらなく好きです。

 

 

f:id:takehammer1102:20160406010934j:plain

隣には満開のソメイヨシノ、桜のトンネルがあります。

 

  

f:id:takehammer1102:20160406011002j:plain

そして、この時期、隣に寄り添うようにナツミカンが実ります。

友人の出身地である山口県萩市、「萩市=ナツミカン」というくらい多く栽培されているらしく、そもそもは、明治維新後の士族が経済的に困窮する中、その対応策としてナツミカンの苗を配ったのが始まりだそうです。

 

  

f:id:takehammer1102:20160406011014j:plain

桜を愛でるのは、もちろんその可憐な桜花だと思います。でも、僕は、いつもこの桜の根に見いってしまいます。

風雨に耐えながら揺るぎない安定感を保つために、何十年もかけて縦横無尽に張りめぐらせられた立派な根。

でも、この木の頭上には、春かすみと見紛うような、可憐な淡い色の桜花。

その「たくましさとやさしさ」を表すこの木を見に、僕は毎年この公園に来ます。

 

 

春は「旅立ち」、その象徴とも言える「桜」と「蒸気機関車

毎年春のこの時期、ここに来ると、過去の自分の原点がフラッシュバックし、若干、センチメンタルになってしまいます(笑)

 

だから、公園の外で、マルボロ一本吸って頭をリセット。

現実に戻りました(笑)

 

 

 

 PS

西行法師の気持ちがわかります。

最期は桜の下で眠りたいものです。

takehammer1102.hatenablog.com

 

広告を非表示にする