予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

"アメリカ一人旅 ⑦ (Backpacker in Las Vegas)" -前編-

ここんところ、公私共々多忙続き、やっと一つの山を越えました。皆さんの発信するブログを毎日チェックしながら、「早く書きたいなあ」と思いながら悶々としてました。「アメリカ一人旅」シリーズの続きを読みたい、とメッセージを下さった方もいました。(ありがとうございました)

これから仕切り直しで、20年前の「青春備忘録」のつもりでぼちぼち再開します。

 

 

イベント(トラブル)続きの西海岸から離れ、「罪の街 ラスベガス」に入りました。

 

f:id:takehammer1102:20160418105116j:plain

Night view in Las Vegas

 

グレイハウンドバスが目的地ラスベガスについたのはPM2200、毎度の如く、宿は予約せずに来ました。でも、ここは、眠らない街、ラスベガス、「眠ってる」場合ではない、て思ってました(笑)
 
バスを降りると、まっすぐと伸びる道沿いに、これでもかとばかりにきらびやかなカジノホテルが視野の向こうまで続いていました。そして、そこに見えるすべてのホテルにはカジノがあり、スロット、バカラ、カードボードが配置され、24時間、一攫千金の夢を見る人々が享楽にふけっている街です。
 
家賃滞納してまでの超貧乏旅行だったわけですが、ここまできて「カジノをしない」という選択肢はなく(笑)30ドル限定で夢を探しに行きました(笑)
 
 
 
f:id:takehammer1102:20160418105102j:plain

Flamingo Las Vegas

1946年、ベンジャミン・シーゲル(通称バグジー)が作り上げたホテル。ホテル名は彼の愛人ヴァージニア・ヒルから付けられた。ラスベガス大通り(ストリップ)の歴史そのものとも言える古い歴史と存在感を持つホテル。

 

まずは、映画「バグジー Bugsy」で舞台となったFlamingo Las Vegas へ向かうことにしました。
とてつもなく大きなフラミンゴのエントランス、そこに、どうみても貧乏バックパッカーにしか見えない僕は30ドルを握りしめ、胸を張って(笑)入りました。
カード系のカジノも多くありますが、ルールをほとんど勉強していなかったので避けて通り、比較的わかりやすい「スロット」のブースに行きました。
 
あたりまえのことですが、日本のように、玉やメダルに交換してカジノをするわけではなく、「ゲンナマ」、つまり本当のお金をかけるわけですから、スリル感は別格です。
 
賭ける金額・レートは、スロットマシーンによって異なりました。「5セント」「25セント」「1ドル」「5ドル」くらいの種類があったかと思います。わずか30ドルでの参戦ですので、まずは「5セント」から始めました。
「5セント×3」、つまりは、スロットレバーを一度回すたびに「15セント」がBETされ、どんどん吸い込まれていくわけです。確か10ドルほどカジノマシーンに吸い込まれたあたりで、ひとまずやめました。
まあ、10ドルのアメリカンドリームは転がってませんよね(笑)
 
そのままカジノ内を見学し、底抜けに明るくカジノを楽しむ、アメリカの老若男女の姿に圧倒されました。
 
 
f:id:takehammer1102:20160418105129j:plain

MGM Grand Las Vegas

次に入ったのはMGM、何せでかかったです!
確か、5000室以上もある超巨大カジノホテル。無駄にいろんなフロアを散策し、もはや、カジノというかラスベガス観光みたいになってきてました(笑)
Flamingoもそうでしたが、時間が早ければいろんなショー(マジック・アーティストのライブなど)があるようで、しかも。宿泊費が意外と安い!まあ、カジノで十分収益でるんで当然でしょうけど、本当に規模の大きさとエネルギーの大きさに、まさしく" The American Bigness"に圧倒されっぱなしでした。 
 
 
f:id:takehammer1102:20160418105047j:plain

Circus Circus Las Vegas

 

そして次に訪れたのがCircus Circus、ここは、初心者の僕に「何故か」優しい印象を受けました。フロントマン、中にいる宿泊客、感覚ではありますが、ウェルカムな雰囲気があったのを記憶しています。

なんとなく気に入ったので、ここで腰を据えてギャンブルしようと思い、目に付いたスロット台に座りました。

さて、残金20ドル、おもむろにBETし、レバーを引きました。1回、2回、3回、、、

1、2分後、、、

 

 

「777」

 

 

揃っていました!

大きな音楽が流れ、近くにいたバニーガールの女性が隣に来て「Congratulation!」、その台の支払い部分から、大量のコイン(25c)が山のように出てきました。

おそらく300から400ドル位だったと思います。

日本のゲームセンターにもよくある「コインカップ」、あれの大きなやつが3つ分、しかも、それは、コインではなくゲンナマです。

不思議な感覚になりました(笑)

 

そのまましばらく近くのスロット台でちょこちょこ当たったり吸い込まれたりして、ふと時計を見るとAM200。

手にはコイン満タンのカップ、カジノの中には、深夜にもかかわらず大音量が鳴り響き、老若男女まだまだ多くの人がカジノに勤しんでいます。

「もう今晩は部屋に泊まらず徹夜であそぼう!」

ていう気持ちになりました。

 

長くなりましたので、前編ここで区切ります

(後編に入っても、トラブルはなく平和な時期が続きます^^)