予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

"Till death do us apart"

『愛と恋の定義は?』

こう聞かれれば、いつも答えは一つです

『愛は、永遠に"与える"もの』

『恋は、一時的に"求める"もの』

 

 

 

 

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1972年、イラク北部のテッペ・ハサンラの遺跡で発見された男女の遺骨  "Lovers"

 

時は紀元前8世紀、アッシリア朝の時代

戦火を逃れた二人は、急場しのぎの地下壕に逃げ込み、その後、何らかの原因で壕が崩壊し二人は生き絶えた、そのままの姿で現代まで二人はずっとここにいました。

男性が女性を抱き寄せ、女性が男性に口づけをするようにも見えます。

 

結婚の誓いの一節に

「"Till death do us apart" (死が二人を分かつまで)」

というものがあります。

 

「宿命に翻弄され、運命に弄ばれるのが人間」

昔も今もそうでしょう。

洋の東西を問わず、胸が張り裂けんほどの苦悶を感じながら生きること、それが「生きる」ということ

 

この"Lovers"を見て、不定形の何かが心を揺さぶりました

 

小さな小さな存在でしかない人間

有史以来、歴史の表に出ずとも

皆が「愛」を探してきたのだと思います。

 

 

仏教における「輪廻転生」の思想

僕の敬愛する「西行」においても然り

古文の世界でも、現世で結ばれなかった二人が、来世の再開を誓うくだりは多く見られます。

 

「覚悟」を決めて

「死が二人を分かつまで」

「許し赦す、時の経過を静かにしのぎ、祈りとともに受け入れ、死が分かつまで信じぬく愛」

 

 

40代、死生観なるものが定まる歳かもしれません。

 

 

 

takehammer1102.hatenablog.com

 

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