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予備校講師のつぶやき 〜教育改革がいきる力を育む〜

地方在住の予備校講師(英・国・小論文) STARWARSが何より好き (SNOOPY、チェブラーシカは別格扱い)

"アヤパネコ (Ayapaneco)" と "平安時代 (Heian period)"

「アヤパネコ」って知っていますか?

アヤパネコとは、メキシコのタバスコ州で話されている(た?)言語の一つです。元来、少数派が使っていた言語であったそうですがそれでもれっきとしたコミュニケーション媒体として成り立っていました。

しかし、スペイン語の識字能力を向上しようとする国の政策が浸透するにつれて、段々と使われなくなり、また、過疎化も進んだことによって、今現在は、母語話者としては、「マヌエル・セゴビア「イシドロ・ベラスケス」のたった二人になってしまいました。

そしてさらに、二人はとても仲が悪い(笑)ので、対話さえも成り立たないという、「絶滅危惧種」の言語です。

 

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仲の悪い(苦笑)「マヌエル・セゴビア「イシドロ・ベラスケス」

僕の地元には、「うれしげだ」(調子に乗っている)「かわいげだ」(可愛らしい)などのように「○○○げ」という方言があります。これは、近隣の県以外ではあまり使われていないようです。

「古典文法」に「形容動詞」というのがあります。例えば「あはれなり」「心細げなり」などがありますが、つまり、「心細げなり」「げ」という音節が、僕の地元の方言には未だに残っている、という推測ができます。

地元には、崇徳上皇保元の乱で配流されてきた)、菅原道真国司として赴任)などに由来する寺社仏閣がいくつかあり、平安時代平安京との交流が多くあったことが伺えます。

 

古文の講義をする中で、「百人一首」や「古今和歌集」の文字運びから平安時代の言葉の持つ流麗な流れ、無駄を削ぎ落とした言葉運びに感銘を受けました(生徒には「音読」を無理やりにでも(笑)実施させています)

しかし、そのように音読をしていると湧き上がってくるのが、平安時代のイントネーション(抑揚)はどうだったのだろうか」という好奇心です。(書き)言葉として現存していても、(話し)言葉としては残っていないので、正しい抑揚・発音は当然わからない、はず、、なのですが、、

 

伊吹島(瀬戸内国際芸術祭2013の開催地としても有名)という島が瀬戸内海にあります。島の周囲は5.4㎞、人口も700人弱という小さな島です。

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伊吹島

 

実は、この島で話される言葉のアクセント・イントネーションは平安時代」末期の京都言葉が残されているというのです。つまり、「伊吹島」は、隔絶された環境で生物が独自の進化を遂げた「ガラパゴス」なのです。

 

英・国・数・理・社の受験5教科、これらの習得(得点UP?)の要は、何をおいても「ことばの力」、要は、教科の国語とは別の意味での「こくご」の力です。実際、これまで受け持った1500人以上の生徒の中で、「こくご」の力がある生徒は、必ず全教科の得点が急上昇しました。

そのメカニズムについは、また別の記事で詳しく書きたいと思います。

ビジュアル版 世界言語百科 現用・危機・絶滅言語1000

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