"職業=人生なのか" Life is like a shooting star
「先生はどうしてこの職業選んだのですか?」
最近、保護者さま、生徒からも何度か聞かれました。
確かに。。そう思いますよね。見た目・容姿もアレですし。。
まして、幼少期に、「予備校講師」になりたい、と思ったことはありません。
(今の小学生のなりたい職業ランキングにYou Tuberとありましたが・・・)
「なりたい自分になる」
理想通りの人生を生きる人間はこの世の中に、それほど多くはありません。計画した通りの人生を歩んでいるつもりでも、必ず何度も修正を必要とする岐路に立つはずです。その度に、その時点の自分の経験・価値観で精一杯悩み抜き、腹を決めて、選んだ道を迷わずに進む、その結果が人生だと思います。
昔から僕は、ただ漫然と生きる人生にはしたくない、と思っていました。
「太く短く生きる・細く長く生きるか」
そのどちらでもなく
「太く長く生きたい」
人生の最期に振り返った時、歴史の偉人やヒーローでなくてもいい、「何のために生きたのか・誰のために生きたのか」それを純粋に貫けたと胸を張れる人生にしたいなあ、と。(つまり、ある意味夢見がちでしたね。。)
20歳、30歳、そして40歳の今、それぞれのタイミングで僕の人生を振り返った時、登っている山の高さによって見える風景が違うように、見渡せるモノ・ヒト・自分はそれぞれ違っていました。でも、「先に見える景色」ではなく「先に見るべき景色」はより鮮明になってきた、近頃そう思います。
でも、予備校講師になった今の自分、昔からは到底予想もしていませんでした。
むしろ、高校時代は、塾・予備校・学校なんてものを最も嫌っていました(苦笑)
小学生・中学生・高校生を経て、大学生・社会人、そして、仕事を通じて、生徒たちも、また、すべての人間は、自分の人生を生きる、いわば、「ストーリー」を作っていいきます。
皆が皆、ドラマティックで幸せばかりの人生を送るわけではありません。皆が皆、ヒーローやヒロインになるわけでもありません。
ただ、掲げた自分のビジョンを日々修正しながら、それでも必死に今日を見て、明日を見て、その先を見て、その結果が、その人の人生、つまり「ストーリー」になるのだと思います。
そもそもどうして予備校講師なのか?
そもそもどうして地元に帰ってきたのか?
冒頭の質問に答える意味で、また、整理の意味でもそのうちまとめてみる必要があるかもしれません。